
独学でやれる範囲の英会話学習法(教材等)について、私の経験・体験に基づき記事にしています。
特に、英会話教材に関してはセールスポイント(うたい文句)に惑わされないように、英会話学習過程の用途別に紹介しています。
何となく見えたリスニングの正体
ここ数ヶ月、リスニングのトレーニングをボチボチと行っていましたところ、
最近になって、ようやくリスニングの実態が見えてきたような気がしました。
よく「英語の語順に逆らわず理解する」とか「頭の中で日本語に訳さないこと」
とか言われています。
確かにその通りです。
ですが、こういう言葉(先人のアドバイス)を「意識しすぎる」ことにより、か
えってリスニングを難しいものにしているような気がします。
英会話に限らず、先人の言葉は「結果論」が多かったりします。
リスニングができるようになると、次のようなプロセスを踏んでいる事が分
かります。
[1]英語の音声を聞く(意味が理解できるか否かは関係ない)
[2]聞いた結果【英語】で何と言っているかを聞き取れるようになる事が
最初の一歩
極めて短い例文で例えますが。実際にはもっと長い文章をイメージしてください。
Did you cut yourself?(でぃじゅーかっちゅをせぅふ)
初心者レベルでは、コレすら何て言ったのか分からないかもしれません。
これをまず、でぃじゅーかっちゅをせぅふ=Did you cut yourself?と理解すること
リスニングに不慣れな頃はyourselfを聞いた付近でDid や youは頭から吹っ飛ん
でますが、慣れてくるとDid you cut yourself?という全体像が頭の中に残り始めます。
★全体像が頭の中に残り始めるというのがミソです。
[3]次に、文法、語彙力を総動員して意味を理解する。
[2]においては、発音の知識が必要とされる。
[3]においては、文法・語彙力が必要とされる。
ということですが、まずは[3]の前に[2]の全体像を頭に残す訓練が【必要】です。
「全体像を頭の中に残す」為には、聞きながら意味を考えてはいけません。
あくまで発話された語句の音のみに集中すべきです。
これさえ出来るようになれば、あとは[3]の作業です。
と言うよりも[2]ができないと[3]の作業に入れないのです。
そして[3]は反射的に出来るようになること。
[3]のレベルで頭の中で考えていてはだめなのです。
ですから、リスニングしている時は、頭の中で考える作業を意図的に遮断しなけ
れば訓練になりません。
たとえ難しい単語でも身に付いて知っていれば、聴いた瞬間に「反射的に」
意味が分かるはずです。
(自分の親の名前なら反射的に言えますよね。。あの世界です)
この「反射力」を常に養成しておかなければなりません。
いいかえれば「反射力」を常に養成しておけば、[3]の作業の時点で、英語で発話
された意味が「パッ!」と分かるのです。(分かり始めるのです)
この反射の世界には
「英語の語順に逆らわず理解する」とか
「頭の中で日本語に訳さないこと」などという概念は存在しません。
体で覚えれば出来ることが、理屈にこだわる事で、逆に出来なくなっているのです。
そんなことを考えながらリスニングの教材なりを使用してトレーニングしてゆけば、
どんな教材を使用しても得られる結果は同じです。
ある教材特有の「学習方法・理論」にとらわれると上達が遅れる場合があります。
【2006.2.25メルマガより。。】
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